アジアビジネスのナビゲーションサイト

  • HOME
  • About Sailing Master.com
  • RSS
アジアビジネス&アジア進出をナビゲーション Sailing Master.com
  • アジアの話題をピックアップ|TOPICS
  • アジアビジネスの最前線|FEATURE
  • アジアビジネスの先駆者に聞け|INTERBIEW
  • アジアで輝く人と企業|ASIAN BEAT
  • アジアビジネスフリーアマガジン|「Sailing Master」
  • ビジネスライフガイド
  • チャレンジングカンパニー
  • アジアブログ

  • アジアの疑問はプロに相談|アジアBIZ相談
Sailing Master.com >  INTERVIEW >  Column 松田健 New Wave from Asia第7回 夜明け近づくミャンマー

アジアビジネスの先駆者に聞け!
INTERVIEW

INTERVIEW バックナンバー
2009/09/02 11:01 [ミャンマー]

Column 松田健 New Wave from Asia
第7回 夜明け近づくミャンマー

プロフィール

松田 健 (まつだ けん)
1947年7月18日、香川県小豆島生まれ。71年上智大学法学部卒業後、24 年間、日刊工業新聞の記者として活躍。95 年からフリーのジャーナリストに。年のほとんどをアジア各地での取材活動に費やし、アジアビジネス・コンサルタントとしても活動し、タイにはこれまでに500 回以上訪問している。著書に『アジアビジネス新次元』(ビジネス社)『アジアから見た日本の空洞化』(創知社)『中国・広東省でやる気向上 女子工員が
大先生』(重化学工業通信社)『台頭するインド』(カナリア書房)『魅惑のミャンマー投資』(カナリア書房)、『今こそフィリピンビジネス』(カナリア書房09 年5月刊)など。
E-Mail:kenmazda9999@gmail.com

松田 健

笑顔あふれるミャンマーの素顔

 ミャンマーに初めてやってきた外国人がまず驚くのは、ヤンゴンの国際空港からダウンタウンまでの緑の多さと清掃が行き届いた道路だ。ホテルに着いてから、街を歩くと、あちこちにあふれるミャンマー人の明るい表情を見て、マスコミを通じた情報で形成されていた自らのミャンマーへのイメージが間違いだったことを知る。

 最近、ミャンマーのヤンゴンとベトナムのホーチミンで、きわめて似た朝の通勤風景をホテルで朝食を取るのも忘れて1時間以上観察していた。東京で見る表情を失った眠たそうな人が多い出勤風景に比べ、大きな“ 力”を感じたからだ。双方の都市ともにオフィスなど繁華街とは川向こうにあたる住宅地から、ホーチミンではサイゴン川、ヤンゴンではヤンゴン川を渡ってひっきりなしに到着するフェリーや小船で通勤している。ホーチミンではフェリーの乗船時間は5分ほどで、その乗客のほぼ全員が2 輪車にまたがっている。その表情のほとんどは険しく、笑顔はなかった。

 一方、ヤンゴンでは、1泊数百ドルもする超高級ホテルであるストランドホテル(筆者はその近くの安いビジネスホテルが常宿)正面のパンソーダンという船着場にヤンゴン川の向こう側にあるダラ町から小さな無数の渡し船で通勤してミャンマー人の多くが笑顔であるのを見て「いったいこの差は?」と考えさせられた。ミャンマー人の多くは仏教の教えにしたがい物事を諦観したことで、『鎖国』状態が長年続いても笑顔を失わなかったのだと推測する。

 ミャンマー人の友人たちと一緒に片道10 時間、12 時間といった長距離公共バスに乗ってミャンマー各地を旅したことが何度かあるが、バス内の天井に吊るされたテレビでは、ミャンマー語のお笑い番組を放映していた。筆者はまったく理解できなかったが、ミャンマー人の乗客は、見知らぬ同士なのに大声で笑い続けていた。ミャンマー人はこんなに明るいのかと再認識した記憶が蘇ってくる。

 生活苦を忘れるためにも笑いを愛するミャンマー人に、命がけで軍事政権を皮肉るジョークを連発して大きな人気があり尊敬されているコメディアンがいる。彼にはもともと相方がいたが、逮捕を恐れて同氏の相方をつとめる人がいなくなってからは1匹オオカミ的に活動してきた。ミャンマー人から尊敬され、人気を集めるこのコメディアンは、「ザガナー」(ミャンマー語で毛抜き)というニックネームで知られるマウン・トゥラ氏。仏教用語を取り入れ、ミャンマー人にとって美しく感動的な表現で軍事政権批判のジョークを口にして、繰り返し逮捕された。同氏は08 年のサイクロン「ナルギス」の被害状況を反政府雑誌に書いたとして拘束され、ミャンマー北部のミッチーナ刑務所に59 年間の刑で収容されている。09 年2 月には、35 年間へと減刑されているが、最近心臓発作で地元の病院に入院したと報道され、多くのミャンマー人が心配している。

sam13-matsuda01.jpg
ヤンゴン中心部を笑顔で通勤するミャンマーのOL

sam13-matsuda02.jpg
ヤンゴン川を笑顔で通勤

ページ: 1 2

<PR>

バックナンバー

最新の5件を表示しています

09/06 18:38
第11回 労働者不足の タイ
松田 健
09/01 18:49
第12 回 新世代の農民工で 変貌する広東省
松田 健
03/26 14:52
第9回 ガーメントで躍進するバングラデシュ
松田 健
09/02 11:01
Column 松田健 New Wave from Asia
第7回 夜明け近づくミャンマー

松田 健
08/05 17:58
日本人であることにプライドを持ち
メイドインジャパンをアジアに送り出す

株式会社イオンスポーツ 代表取締役 東 孝次
このページの先頭へ
  • 中国
  • インド
  • 韓国
  • フィリピン
  • シンガポール
  • マレーシア
  • インドネシア
  • ベトナム
  • タイ
  • ミャンマー
  • ブルネイ
  • バングラデシュ
  • スリランカ
  • ラオス
  • カンボジア
|運営会社について|プライバシーポリシー|広告掲載について|アジアビジネスフリーマガジン「Sailing Master」|その他お問い合わせ|

Copyright (c) 2009 BRAIN WORKS GROUP All rights reserved.