2009年1月16日 【香港】 世界の金融センター「香港」 ~オフショアファンドの有効性(1)~ 堀 明則 「香港」はいまや世界の金融センターのひとつにとして、堂々とその名前を連ねるようになりました。その地理的な優位性でアジアのへそとも言われる重要な物流のハブ拠点です。税制は非常に低税率であるがゆえに、世界の「タックスヘイブン(租税回避地域)」のひとつに数えられています。これから、その様々な香港の様々な魅力をこのブログの中に盛り込んでいきたいと思っています。香港を理解し、香港を活用することが、皆様の事業に、仕事に、人生にとって有効なものとなれば何よりです。 私自身、13年前に日本を離れ、香港の金融規制の低さを活用してさまざまな投資、資産形成にトライしてきました。 その間、アジアンクライシス、香港の中国への返還、原因不明の疫病「サーズ」、世界に目を向ければ、「911」、イラク戦争勃発、資源高騰、ブリックスの隆盛、などなど世界経済、日々の生活に影響を及ぼすような大きな出来事がたくさん起こりました。 そのような環境の中、失敗を繰り返して、少しずつ軌道修正、選択をして優秀な投資方法を自分の中で残してきたように思います。 レバレッジを活用した為替、株取引など、短期的な投資は大きな利益を上げる可能性がある一方で大きなリスクを内包しています。私自身がそのリスクをよく理解せず目先の投資に向かっていったように思います。失敗を繰り返して、少しずつ軌道修正をし、選択をして優秀な投資方法を自分の中で残してきたように思います。 失敗を繰り返しながらも、投資による資産形成にチャレンジをしてきた結果、「時間を長く取ること」で短期的に繰り返される市場の上下運動のリスクをおさえる。、また無理のない金額で将来に向けて資産構築をしてゆいける「積み立て型ファンド」が非常に優秀であることに気がつきました。 それに加え、優秀なファンドマネージャーがそろう「オフショアファンド」は、とても魅力があり、年金破綻などがささやかれる今、自分を守る、また家族を守るとても有効な手段であると考えています。
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