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2011年9月12日 【ベトナム】
ベトナム旅行


ホーチミン現地留学生
川村 敦




8月いっぱいは、ベトナム全土の旅に行ってきました。
行き先は、Nha Tranh(ニャチャン)、Tam Ky(タムキー)、 Hoi An(ホイアン)、
Da Nang(ダナン)、 Hue(フエ)、 Ninh Binh(ニンビン)、 Ha Noi(ハノイ)、
Ha long(ハロン湾)です。
主に、バスと列車、中部では、バイクを使って移動しました。
最初の目的地であるニャチャンには、夜行バスに乗っていったのですが、
これが、正解。
長時間バスに座って、揺られた挙句、腰痛と闘うはめになることは
覚悟していたのですが、
まったくその心配は要りませんでした。
というのは、夜行バスは、寝台バスだったからです。
日本では(私がいつも使う場合)、シートが普通の座席タイプで、
後ろのお客様を気にしながらシートを倒さないといけません。ベトナムでは、
寝台タイプになっていまして、横になりながら目的地に到着することが可能なのです。



ニャチャンのビーチの雰囲気




ニャチャンの離島にある大型アミューズメントパーク「ヴィンパレン」




園内には、屋外プール、ウォータスライダー、海水浴場、水族館、
レストラン、遊園地、ショッピングセンターと何でもあります。

ベトナム中部の主要都市は、どの街も近いです。
ホイアン、ダナン間は、約30km、ダナン、フエ間は約100km離れています。
そして、どの街も、個性豊かです。
ダナンは、おそらく、ベトナムで一番「きれいな」街ではないかと思います。
ホーチミンやハノイで当たり前のように目にする渋滞の光景を
ダナンではあまりみかけません。
もちろん、街の人口がホーチミンやハノイに比べ断然少ないのが大きな理由です。
ところが、道路や街の整備・計画が他の街とまったく違ってるのです。
道路がまっすぐで、広く、きれいだということです。
特筆したいワケは、一部の道路を除いて、
ホーチミンやハノイの道路整備がまだまだ劣悪だからです。
また、ダナンにあるスタジアムや博物館などの建築物も規模が大きく、
初めてくる人を圧巻させることでしょう。
ただ、注意することは、どうやら、これは、東部分のだけのようで、
西部分(市民街?)はやっぱり、ホーチミンやハノイと同じような感じです。



ホイアンの夜の様子。ランタンが幻想的な世界をかもし出しています。




ホイアンの遊び方は、昼間は、世界遺産群や観光名所を訪問し、
夜は、歩行者天国になるチャンフンダオ通り周辺で、
買い物、食事、バーに寄って遊ぶのが最高です。
古い建築様式の家の中に、モダン的なカフェやレストランが組み合わさっており、
大音量で流れてくる、ポップミュージックを聴きながら、
ビールやワインを飲む欧米人の姿を横目でちらっと見るのもいいです。



フエの王宮の様子




ハノイのホアンキム湖




ハノイは、首都ということあって、どこか政治色が強いイメージがする一方、
ホーチミンに劣らず、人口も多く、活気にあふれています。



ハロン湾の犬岩。なんとなく、犬に似ています。




ハロン湾の様子。この日は、あいにくの雨。




ニンビン省の大自然。
私が一番お勧めしたい観光地です。
ボートに乗りながら、大自然を眺めることができます。
陸のハロン湾とも呼ばれているそうです。







どの街にも、その街なりの個性的な顔があって、
それを行く先々で発見できるのがベトナム旅行の醍醐味のひとつだと思います。
また、やはり、ホーチミンがベトナムで、一番の大都市であり、
経済の中心ということに改めて気づかされます。
あちこちで、建設ラッシュが進むホーチミンは、ベトナム経済を牽引する起点であります。
ただ、ひとつ注文するならば、ビルの建設も重要かもしれませんが、
道路のインフラ整備には、もっと注力すべきではないかということです。
これは、旅にでてなおさら、痛感しました。
旅の帰途、私の財布の中はすっかり空っぽになりましたが、
手荷物と思い出がいっぱいになった旅行でした。






※このレポートは、大学生の生の声をお届けするものです。


 

 



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